歯を失う原因
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歯周病
歯を失う二大原因の1つです
歯周病は歯茎・顎の骨の組織を破壊します。放置していて治る可能性はほぼありません。
また、インプラントをいれている方の歯周病「インプラント周囲炎」という歯周病もあります。
歯周病についてはこちらに詳しく記載しています。 -
虫歯
虫歯も歯を失う二大原因の1つです
虫歯は歯の組織を溶かし、進行すると神経が死んでしまいます。
早期治療ができれば抜歯のリスクはありませんが、手遅れになると抜歯するしか方法がなくなってしまいます。
虫歯についてはこちらに詳しく記載しています。 -
外傷
外傷により、歯が欠けたり
抜けてしまった場合です全体の割合でいうと、その割合は1割程度です。
歯を失うことによる影響
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硬いものが食べられず、栄養が偏る
歯を失ってしまうと硬いものが食べられず、栄養が偏りがちになってしまいます。
噛む回数や噛む力が弱くなってしまうと、満腹中枢に刺激が行きづらくなったり、顎の骨が弱る原因となります。
その結果、生活習慣病や肥満など身体全体に影響を及ぼします。 -
見た目に自信が持てなくなる
見た目が気になり、笑う事や口を開ける事に躊躇するようになる方は多くいらっしゃいます。
笑うことは精神衛生上とても大切な事ですので、中には精神疾患へと発展する場合もあります。 -
認知症・身体の歪み
咀嚼は人間の身体に非常に大切な役割を果たしています。
咀嚼する事・食事を楽しむ事は脳への良い刺激となりますが、歯を失うことで刺激が減り認知障害へと繋がる可能性があります。
また、歯を失う事で全身の骨格のバランスが崩れ、顔だけではなく身体全体が歪む事があります。
高齢者で歯が健康な方は身体も元気な場合が多いです。その為、生涯健康な歯を残す事が近年では重要視されています。
歯を失ってしまった方への治療法
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入れ歯
(義歯)保険適用の入れ歯であれば、費用を抑えてできる治療法です。
入れ歯はどうしても多少の違和感があるため、一人ひとりの口にあった入れ歯を製作する事が重要です。
現在、入れ歯を使用していてお困りの方も入れ歯の見直しをする事が可能です。 -
ブリッジ
損失した歯の両隣に健康な歯が残っている場合に適用できる治療法です。
残っている歯を支えにして、欠損した箇所に人工歯を埋めていきます。
入れ歯とは違い、取り外しをしない治療法です。